タイのソンクラーン 2006

ソンクラーンというのは毎年4月の暑期のピーク13,14,15日にタイ全土で行われる水掛祭りのこと。
カンボジアもクメール正月といって正月です。
チェンマイが大変盛り上がっているということで、よくテレビにその様子がでてきますが人がたくさんいて身動きとれない状態みたいで大変そう。
今回は防水カメラ装備して参戦してきました。

■カンボジアからタイへ向かう。




タイのソンクラーンへ行くことにした。4月13日からなのでそれにあわせて12日に機材の準備をする。
デジ一眼は完全密封、Optio Wpiは防水デジカメなのでやっと水を気にせず写真を撮れる。というかこのために購入したといっても過言ではない。
その他小物類はタッパーに入れて万全を期す。予備バッテリーもジップロックで防備。
タイに入国した途端に戦いが始まりそうなのでパッキングは厳重だ。

朝5時半シェムリアプ出発、Kralanを経由してSamrongを抜けタイ国境ChongChomに10時13分到着。道が悪くなりつつあった。
イミグレの兄ちゃんにはもう顔を覚えられているので難なくバイクの入国許可書類発行。そしていつもの税関のおっさんは「またここに戻って来い。そしてノーアクシデントだぞ」と勝手に出国地をChongchomに指定。また税関書類を作らずに速攻でタイ入国。
ってなにかあったらどう責任とるんだろ?

国境からスリンに向かう道は車もまばらだったが、たまに荷台に人を満載した機動部隊が市街に向かっているのが確認できた。
時間があったのでTa Muan遺跡の近くのマイナーな遺跡を探そうと幹線道路から小さな道に入ると、いきなり攻撃をたたみかけられてすぐにびしょ濡れに。
Ban Phnom Danrakで大音量で水を掛け合い踊る集団を発見したので参加。
聞くと元はラオスから来た人たちらしい、とてもおとなしい感じ。
バンクルアット、スリンで一泊。コラートまで行ったが人が多すぎだったのでピマイへ向かう。

早朝のSiem Reap ChongChoam Border Phnom Danrakの人たち



武器の紹介
水とベビーパウダーが基本装備。
以前は汚い水をかけていた奴らもいたが、いまはほとんどない。パウダーを溶かした水は禁止になったらしいがやってる奴らは結構いる模様。氷水の効果は相手の反応を見れば一目瞭然で楽しい。 パウダーは相手の頬につけるのが基本。普段異性に触れるチャンスのないもてない貴方も、この日だけは存分に触りまくれるのでお勧め。でも以前カオサンで外国人女性の胸に触ったタイの若者が彼氏ぽいのにぶん殴られていたのでいきすぎはいけません。目に入ったら痛いので気をつけましょう。
痛くてどうしようもいときは薬局にいって目薬かアイボンみたいな目を洗うやつ(40Bぐらい)で対処するのがよろしいかと。
 
氷水 ベビーパウダー  
さてそれでは、ここで各攻撃部隊の説明をせねばなるまい。
 
1、機動部隊
ピックアップトラックやらソンテウに乗り込んで縦横無尽に市内を走り回る。対バイク、無防備な市民には威力を発揮する。ピックアップ同士のすれ違い時には派手な攻防が起こることも。問題は水の補給をどうするかだ。水がなくなって補給地点まで行く間は一方的に攻撃されるだけなので注意。

2、待伏せ隊
市内、郊外に満遍なく配置されている部隊。平伏している場所はぬれているので対処しやすい。
手招きして「止まって〜」という合図をするのが特徴。市内など通行料が多いところは攻撃が分散されるので被害が少ないが、通行料の少ない道で遭遇したら全兵力を叩き込まれる為注意が必要だ。
3、その他の部隊
そのほかの個性的な部隊を紹介しよう。

僧兵 少女兵 少年兵
バイク隊 ガソリン補給部隊 ホラー部隊
ダンス隊 補給屋(川) 氷運び隊
ダンス隊(おかま) 露出隊(おかま) ラディンw

この中で最強だと思ったのは僧兵で、大体他の地上部隊は通行する3割ぐらいの部隊には逃げられるのだが彼らは100%の確率でバイク、ピックアップを止めて攻撃を仕掛けておりました。やはり信心深いタイ人だからでしょうか?でもお坊さんって女の子に触ったらいけないんじゃなかったのかなぁ???

バイク隊はもう自業自得というか攻撃されるのを楽しみにしている女子3人乗りばかりでかわいい子はほとんどいません。(断言)
あとはまあラディンは置いといて。。。祭の時はいつもオカマちゃんが大手を振って騒いでいるのがタイの実情です。



で、こんな無礼講バトルが行われている街が平和なのかというと・・・・
警官もこの有様(笑)。覚悟しているのだろう拳銃や無線は袋で包んでありました。

で、地上部隊の一記録係として活動していた私も、いつのまにやらピックアップに乗り込み攻撃参加。
というか機動部隊から参加要請が激しくほとんど無理やり乗せられたのだが・・・ 気が付いたら先頭に立って水の補給をしたりパウダーを配布したりでした。
ピックアップ荷台はポリバケツ2つ 少女兵もメコンを飲む 後ろに敵が迫ってるというのにはしゃぐ同士
左のおっさんはびしょ濡れで粉を売る バスの扉が開くと中まで進入して攻撃 氷屋と酒屋のおじさん達
 
自転車隊は自殺志願者 対機動部隊戦 wpi大活躍  

氷と水を満載して攻撃開始。路地からは地元のおじさん、子供がひっきりなしに水をかけてくる。車がとまると粉攻撃。で、どんな田舎にもファランがいて楽しそうに参加しているのが印象的でした。水の補給は補給屋さんで。補給屋さんは粉を売っておりまとめて買うと水の補給が受けられるシステム。あとは川がメインでムン川沿いには2件の補給屋がスタンバイしていた。

午後5時過ぎにやっと終了。水や粉で体はぐちゃぐちゃになった。お世話になった人たちにお礼をいうとビールを2本くれた。飲まないんだけどまあありがとうございます。
いつも笑顔のピマイ高校のオイちゃんは何故か2Fからアッカンベーをして消えてしまった。なんか悪いことしたかなぁ?
ホテルに戻ったらフロントのおねーちゃんに水鉄砲で撃たれながらキーを貰い部屋へ。ホットシャワーでやっと落ちつく。。

荷物はデジカメと財布だけだったのだが、ジップロックに入れて防水完璧だったはずの財布のお金は無残にもびしょ濡れ。
デジカメのバッテリとSDカードも濡れてたのでファンに当てて乾かす。次回はもっと防水性の高い装備を用意することにしよう。

酒、ビール、ジュース、食い物、パウダーは全部待ち伏せ隊や商店の人にもらったので、結局お金は使わなかった。どうもありがとうございますた。
あとなんで正月になると皆さんアロハを着るのかを聞こうと思ってたんだけど聞くのをわすれてました。
来年行けたら聞いときます。

子供たちがカメラを貸して欲しいと懇願するので貸したら、アホ顔が大量に記録されていたので記念に晒しときます。
   
参考動画:1、「バイクへの攻撃編」 2、「機動部隊戦編