Kg Phluk 2001

2001年の5月のことだった。

その頃アンコールガイドをしていた私の同僚でもあり、ガイド大先輩のキクカオリ(仮名)姉さんから、「トンレサップにすごい高い水上集落があるらしいよ!20mから30mぐらい上に家があるらしい。あたしは行ったことないけどw」というすばらしい情報を聞いたので、ガイド仲間のイウ君と一緒にその場所、コンポン・プルックへ向かった。

その頃の6号線はプサ・ルーまではもちろん、ロリュオス遺跡にたどり着くまでに乾季で30分、雨季なら45分以上ぐらいかかる大変なぼこぼこ悪路で、朝シェムリアプを出たのにロリュオス市到着は何故か昼直前だった。

そこからさらに道らしき赤土道を南下する。平均時速は10km以下でへとへとになりながら道の行き止まりにたどりついた。さっそくクメール人の漁師の人に交渉する。ほかにはいないからこっちは必死だ。
とりあえずコンポン・プルックまで行って上陸してからトンレ・サップ湖へ出てから戻ってくるという契約で合意。イウ君が通訳してくれたので助かった。

漁師用の漁船に乗ること40分ほどでコンポン・プルックの村に到着。
確かに高床式の家は高い・・・・ が、、、思ったよりもしょぼかったので2人でずっこける。

漁師の人たちが「楽しい?」と聞くので作り笑いをして「楽しいよ」と答える。あと3ヶ月もすれば、ワットと学校と家を除いてすべて水につかるのだそうだ。だからどうなんだろう。

再び船に乗ってトンレ・サップ湖へ向かう。途中のマングローブみたいな水没した森がいい雰囲気だった。
川を下ること15分で湖に到着。見渡す限りの水平線。水上集落がないので聞いてみると、今はもっと沖合いに出ているとのこと。乾季になったらこの辺一帯に集落ができるらしい。

ガイドの仕事でPhnom Krom下のチョンクニー水上集落に行きまくってた2人には全く新鮮さがなかった。
外国人が全然来ていないから村人がすれてないのが一番よかったことだったが、もう2度と来ないだろうとなぁと思いながらの帰り道だった。

キク姉さんには適当に「すごいところだったよ!」といったら「わーすごーい(棒読み)」と言ってた。

やっと船着場 イウ君もおどける    
黒い川が合流する場所      
Neak Taも高い      
       
      学校は立派でした
  この家の床下まで水がくる   トンレサップ湖へ
Jun/2001